最終更新日 2025年5月8日 by ybercon
福祉や寄付に関心をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
日本でも、寄付や福祉を行う活動をする団体や協会はいくつかありますが、日本ユニセフ協会もそのひとつです。
ユニセフは、知名度も高く多くの人が知る存在ですが、ユニセフと同じ活動をしているのか、もしくは別の組織なのかと気になっている人もいるのではないでしょうか。
目次
ユニセフと日本ユニセフは別の協会
まず、ユニセフと日本ユニセフは別の協会です。
とはいえ、日本ユニセフはユニセフの協力機関として活動をしており、日本の公益財団法人になっています。
ユニセフで働く人は国連機関の職員、日本ユニセフで働く人は民間団体の職員という違いもあります。
寄付を行いたい場合
寄付を行いたい場合は、どちらを選ぶべきかと悩んでいる人もいるかもしれません。
まず、ユニセフに寄付した金額はほぼ全額が国連ユニセフに行きます。
日本ユニセフ協会に寄付した場合は財団の経費として25パーセントが差し引かれることになります。
日本ユニセフ協会の活動に関心がある人は、その内容もしっかりと知っておきたいところです。
日本ユニセフ協会の活動について
本部がどこにあるのかも知っておきたいところですが、東京都港区高輪に本部があります。
具体的な活動内容については、日本国内の民間向けの国際連合児童基金です。
先進国における募金や広報、アドボカシー活動を行うために世界33か国にあるユニセフ協会と協力関係を結んでおり、世界各地の子供のための支援活動を行っています。
保健
主な活動分野には「保健」があげられます。
日本は子供を育てる環境に恵まれていますが、海外ではまだまだ子供を健康に育てる環境が整っていないところも多くあるといわれています。
世界では5歳の誕生日を迎えるまでに亡くなる子供は年間に520万人とのことです。
そして、その原因は安全な水やワクチンが不足しているということがあげられます。
そこで、すべての子供たちが乳幼児期に十分なケアを受けより良い人生をスタートできるようにと、様々な活動が行われています。
日本では、衛生的なトイレも確保されており、手洗いの習慣もありますが、世界ではまだまだ衛生的なトイレがないところや、手洗いの習慣がない国も少なくありません。
安全な水と衛生的な環境を得ることは、子供たちだけではなくすべての命を守るため、なくてはならない存在です。
エイズに関する対策
ユニセフの活動では、エイズに関する対策もあげられます。
以前ほど、恐ろしい病気というイメージは薄れてきたものの、完治できる病気ではなく、日本でも感染者が増えている病気です。
エイズ関連の死亡数は2005年の190万人をピークに減少傾向にあるとされていますが、まだまだ感染する人、亡くなる人は少なくありません。
青少年や若者が感染する割合は増え続けていることもあり、エイズに関する正しい知識や有効な予防方法を伝える活動は多くの人をエイズの脅威から守るためにも欠かせないものとなっています。
日本ユニセフ協会の公式サイトをチェック
ユニセフでは、このほかにも様々な活動が行われていますが、その活動を支援したい、自分も活動に参加したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
寄付や募金を検討している人は、まずは日本ユニセフ協会の公式サイトを訪れることがおすすめです。
公式サイトでは、具体的な活動内容などもわかりやすく解説されており、公式サイトからも募金を行うことができます。
マンスリーサポートプログラムは毎月定額で募金ができるプログラム
募金は一回だけでも行うことができますし、継続して支援を続けていきたい場合はマンスリーサポートプログラムへの参加も考えてみてはいかがでしょうか。
マンスリーサポートプログラムは、毎月定額で募金ができるプログラムです。
クレジットカード、もしくは口座振替を選ぶことができますので、それぞれに合う方法を選びましょう。
一回の今回募金は、子供たちを守る活動全体を支えるユニセフ募金はもちろん、地震や津波などの自然災害や紛争などで被災した子供を支援するための緊急・復興募金も用意されています。
このほかでは、特定の分野や地域を指定して支援ができる分野・地域指定募金もあります。
【まとめ】ユニセフ支援ギフトに注目
お金だけではなく、子供たちに何か物を贈りたい、プレゼントをしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そのような場合はユニセフ支援ギフトに注目してみましょう。
これは、ワクチンや毛布などの支援物資を選ぶと、それを途上国の子供たちに贈るという支援です。
特定の支援物資を子供たちに贈りたいと考えている人は注目してみてはいかがでしょうか。