気軽にできる債務整理

最終更新日 2025年5月8日 by ybercon

借金に困った時の助け舟が、債務整理です。
この債務整理は、言葉の通り、債務を整理して負担を減らすための手段なんですが、実際の手続方法には、いくつかの方法があります。
過払い請求、任意整理、自己破産、個人再生などです。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、過払い請求と任意整理は、かなり似た手続きとなっています。

過払い請求は、グレーゾーン金利で借りたローンに対して、支払い過ぎた利息の返還請求をし、その分で元金を返済して借金額を減らすという手続きです。
長い間高額のお金を借りていた場合、これをすることで、借金の元金全てが清算されてしまう、ということもあり得る、とても便利な手続です。

デメリットは、その後同じ金融機関からお金を借りることができなくなるということです。
しかし、債務整理をしてその後の生活を立て直そうと思っている人とっては、これはかえって良いことかもしれませんよね。

一方、任意整理でも、過払い金が発生していないかどうかを調べ、発生している場合は元金に充当するような手続きをとります。
それに加えて、支払いが厳しいということを金融機関側に伝え、無理のない支払いをさせてもらえるように交渉するということになります。

これは、間に弁護士や行政書士に立ってもらい、直接ではなく、第三者を挟んでの交渉となります。
任意整理をした場合は、将来的にかかってくるはずの金利も減額してもらう代わりに、元金はきっちり返します、という契約を結ぶことになります。

デメリットとしては、信用情報機関に一定期間履歴が残ってしまうということや、相手側が拒否した場合に交渉が長引いてしまうなどということがあげられます。

任意整理は、あくまでも、借金をきちんと返すための手段のひとつです。
借りたものがなくなるということではありませんから、一定の定期収入がある人でなければできないという側面もあります。
しかし、過払い請求も任意整理も、裁判所で出続きをする必要もなく、官報に名前が載ってしまうということもありませんから、比較的気軽にできるのが魅力です。

 

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