最終更新日 2025年5月8日 by ybercon
暑い夏の季節は、草木もよく成長します。
雨がほとんど降らなくても、アスファルトで目玉焼きが焼けるくらいの高温でもスクスクと成長するのを見ると、雑草は本当に強いんだなと変な所で感心してしまいます。
雑草の生命力に感心しても、それが自宅の庭だと迷惑以外の何物でもありません。
梅雨前にしっかり手入れしたはずの庭が、たった数ヶ月でジャングルのように青々とするのは本当にゲンナリします。
雑草が増えると虫も多くなりますし、見た目的にもあまり良くありません。
妻からは毎日のように草刈りを催促され、嫌々ながら夏真っ盛りの中草刈りを敢行することになりました。
自分で庭の草を刈る場合、まず気を付けたいのが服装です。
熱いからと言って半袖短パンといった露出の大きい服装で行うと、あっという間に傷だらけ虫刺されだらけになってしまうので注意してくださいね。
熱さをグッとこらえ、長袖長ズボンで首回りまでタオルで防御しておくと安心です。
ただ、さすがにこの格好では熱中症も心配なので、私はいつも保冷材をたくさんタオルに包んで首に巻いています。
首を冷やすと身体もひんやりするし、首の辛い日焼けも防げるのでおすすめです。
草刈りですが、我が家には草刈り機など便利なものは無かったので、家庭用の小さな鎌を使ってサクサクと地道に刈っていきます。
軍手をはめていないと危険なので、これも忘れないようにしましょう。
新しい鎌だと気持ちよく刈れるので好きなのですが、古くなってくるとかなり力がいる作業です。
うっかり力を入れ過ぎて自分の脚を傷つけてしまったこともあるので、取り扱いにはくれぐれも注意してください。
鎌を使うと根っこが残ってしまい、そのままにしているとすぐにまた生えてきてしまいます。
最後は手で引っこ抜いたり、スコップでほじくり返す必要があるので忘れないようにしましょう。
よく子供と一緒に庭の雑草抜きをしている人を見かけますが、あれは危険なので本当に辞めたほうが良いと思います。
電動の刃が回るタイプの草刈り機を使っている場合は特にそうで、機械の音で子供の声や存在が分からなくなって刃が子供に当たってしまう危険性もあります。
実際にそういう事故も起こって痛ましい結果になっているので、絶対に子供と一緒にはやらないほうが良いでしょう。
我が家も子供がいて一緒にやりたがりますが、小さいですし何があるか分からないのでダメだと言ってあります。
ある程度危険が分かる年齢になれば良いでしょうが、それまでは親だけが頑張るようにした方が安心です。
何とか借り終えた草は、すぐにゴミ袋に入れるのではなく1日は山積みにしてそのまま乾燥させるのがおススメです。
すぐに袋に詰めてしまうと、まだ水分が多く残っているのでかなり重たくなりますし、あまり量も入りません。
1日放置して乾燥させると、水分が蒸発してカラカラの状態になり、いくらでもゴミ袋に詰められるようになるので便利です。
夏場なら、1日と言わず数時間放置しておくだけでも十分でしょう。
我が家は庭も狭いので何とか私一人で刈ってしまえますが、少しでも広い庭だと夏場はかなり無理をすることになります。
私は40代ですが、それでも体力的にかなりきついので、高齢の方の場合はさらに負担が大きいと思います。
夏場は熱中症の心配もありますし、出来れば専門業者などに依頼して手入れをしてもらったほうが良いでしょう。
最近はわざわざ庭師などに頼まなくても、こういったちょっとした家事を手伝ってくれる便利屋も数多く存在しています。
インターネットで探せば近所でいくらでも見つかりますし、意外と安い金額で請け負ってくれるところもあります。
料金は業者ごとによって異なりますが、1坪当たり100円から150円ほどで行ってくれるところがほとんどです。
50坪の広い庭でも5000円程度で済みますし、業者は高性能の機械をもっているのであっという間に手入れを終わらせてくれます。
依頼すれば手入れ後の草やゴミまで持ち帰ってくれるので、高齢のお方などには非常に便利でおすすめです。
作業に当たる人の人件費やごみ処分費用などは別途必要になりますが、一般的なサイズの庭程度であれば1万円もかからずに処理をお願いすることができるでしょう。
ゴミを自分たちで処理するようにすれば、さらに数千円は浮かせることができます。
私はまだ若いし業者に頼むほどではありませんが、もう少し年を取って負担が大きくなってくれば迷わず利用すると思います。
夏の暑い時期に汗水流して草を刈るのは、本当にしんどいものです。
もし毎年の雑草処理にストレスを感じている場合は、思い切って除草剤を撒いたり雑草が生えてこないような防草ネットを敷き詰めておくのもおすすめです。
庭をあまり使う予定がないなら、このように処理してしまえばその後のお手入れはかなり楽になります。
我が家も子供が大きくなって庭で遊ばなくなったら、どちらかを行って地獄の草刈りから解放されたいと考えています。