ベンチャーキャピタルから支援を受ける

最終更新日 2025年5月8日 by ybercon

「ベンチャーキャピタルを利用したい」
「ベンチャーキャピタルから支援を受けるメリットを知りたい」
「ベンチャーサポート長浜大社長の評判が知りたい」

ベンチャーキャピタルは、スタートアップなど融資を求めている企業に対し、投資をする会社です。
主に上場していない企業に投資をします。
企業に投資をして、その企業が株式公開等を行ったときには、株式を売却してキャピタルゲインで収益を上げます。

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長浜大氏も注目するベンチャーキャピタルの3つの仕事

行っているのは、主に3つの仕事。
それが投資資金の調達・投資・投資先企業の支援。
ベンチャーキャピタル単独で資金を調達するには、限界があります。
うまく資金繰りをするために、複数の投資家でファンドを設立し、ファンドに集まった資金から投資を行うのが一般的です。
投資活動をするためには、優良な投資先を見つけなければいけません。
将来性があるスタートアップ企業をピックアップし、ファンドで集めた資金を出資します。
まだ株式が公開されていない時に出資をして、株式や事業を売却するときに、利益を得るのも大きな目的です。
投資をした企業には、その後の支援も行います。
投資先の支援をすることで、失敗のリスクを減らせるからです。
資金を支援するだけではなく、技術やノウハウを渡すこともあります。
外部からコンサルティングのみを行うケースもあれば、人を実際に派遣して経営に参加することも。

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投資ファンドでは上場株式にも投資を行う

投資ファンドでは、上場株式にも投資を行います。
ただ基本的には、ハイリスク・ハイリターンが基本姿勢なので、より冒険的な投資も行うのが通常です。
将来、大きな成長をしそうなベンチャー企業に投資を行うのが、ベンチャー投資。
高いリターンが期待できます。
インキュベーション投資というやり方もあります。
インキュベーターは、小さな赤ちゃんを育てる保育器を意味していて、インキュベーション投資とは、設立してすぐの企業やまだ小さな会社に対して、経営のノウハウや資金を注入することで、成長を支援する投資の仕組みです。
経営不振の企業等から株式を買い取り、経営支援を行い、企業価値を上げてから売却することで利益を得るのが、バイアウト投資です。
この手法でも、やり方次第で大きなリターンを得ることができます。
再生投資は、バイアウト投資の一種で、後継者がいない企業や経営がうまくいっていない企業を買い取り、経営陣を派遣して経営の再建を図ります。

スタートアップをするときのメリット

こちらも企業価値を高めた後で売却して、利益を得る手法です
スタートアップをするときのメリットとしては、資金調達を立体的に行うことができ、会社の評価を高められる点が挙げられます。
ベンチャーキャピタルから投資を受けたら、第三者から見て評価されていると判断できます。
投資家などからは一目置かれ、資金調達の多様性に広がりを見せることも。
仕事を進めていくパートナーが増えるのも、メリットです。
ベンチャーキャピタルはたくさんの企業に投資をするのが一般的なので、たくさんの新しい情報が手に入ります。
スタートアップを魅力的な企業にするために、必要な情報です。
出資先同士で連携が取れますし、事業拡大の機会も得やすいです。
事業拡大をするときに、最適な企業の紹介なども、期待できます。
投資先のブラッシュアップを行う時、経営経験が豊富な役員を派遣することで、経営支援ができます。

スタートアップにとって投資を受けることがステータス

人材に限界があるスタートアップでは、業界の常識や経営の基本が不足していることもしばしば。
ベンチャーキャピタルが支援をすることで、これらの不安は解消されます。
スタートアップにとっては、投資を受けることそのものが1種のステータスです。
認知度は向上し、資金調達の幅が広がるなど、たくさんのメリットを享受することができます。
すべてのスタートアップが投資を得られるわけではないので、ベンチャーキャピタルがどんな企業に投資を行うのか、よく調べなければいけません。
中でも、最も重要な基準のIPOが狙えるかどうかです。
巨額のリターンが見込めるIPOは、多くの企業にとって魅力的です。
期待通りに成長できず、志半ばでなくなってしまうベンチャー企業も多い昨今、金銭的なリターンの可能性を高めておくことは、投資判断基準として目指すべき課題です。
市場の成長性も、無視することはできません。
スタートアップがより早く・より大きく成長することはもちろん大事ですが、市場そのものに魅力がなければ仕方がありません。
現在目に見える規模ではなく、数年後・数十年後の市場の規模や成長スピードを、見極めることが大切です。

まとめ

財務戦略を明確にしておくことも重要です。
投資をするための基礎資料になる事業計画書は、大きな判断基準になります。
市場の動向や業界の情報をよく調べれば、将来性を検討する材料になるからです。
特に大切なのが、売り上げや利益・黒字化するまでの財務戦略なので、わかりやすく明示できるかどうかが、成否を分けます。
社長や役員、また従業員も重要です。
最初にスタートしたときには、完璧に経営していくメンバーを揃える必要はありません。
ただし、魅力あふれる人が多いに越したことはありません。
たとえ人材が十分では無いにしても、それを認識できていると良いです。
不足しているところは補充してもらう支援を受ければ、問題はないです。