日本の石油依存度は危険なレベルにある

最終更新日 2025年5月8日 by ybercon

1.石油依存を考える

今の日本の石油依存度は極めて危険なレベルにあると考えて良いでしょう。
石油そのものが危険という事では無く、依存度が高すぎるという意味で危険ということです。

というのは、日本はこれを輸入に頼っていますから、産油国の考え方次第であっという間にオイルショックのような事が起こりえる状態がいまの状態という事になるわけです。

これが如何に危険なのかという事は、今の韓国を見ると分かるはず。
韓国を見ると国が違うという事は、ここまで無法な事が出来るという事が分かります。

外交的にいくら合意をしていても、それを相手が守るのかどうかはハッキリ言えば分からないわけで、韓国の場合は約束を守れというように指摘すると、逆に切れて日本がおかしいというように言ってくる始末でもあるわけです。

これが韓国だけの問題だと考えるべきではないという事は、他の中国などの国を見ても分かります。
更には北朝鮮も見れば如何に国同士の約束という物がないがしろにされる危険があるのかという事が分かるはず。

産油国は今は余りにも儲かるので、黙ってお金もうけをしているというだけの事で、これが信用によって成り立つ家計では無いかもしれないのです。
既に産油国は莫大な利益を上げていて、韓国のように他国を貶める必要が無いところまで来ているので、金持ち喧嘩せずということで、そのような事をしているだけという事も考えられます。

彼らとしては逆に石油をする事が出来なければ、それで自国の産業はないわけですから、これ一本で成り立っている以上、高いお金を出してくるお得意様に対しては、特に問題ないレベルで対応するという事をしているだけなのかもしれません。

2.頼みの綱であった原子力というものも日本は使えなくなった

いずれにして、国が違うという事は考え方も違えば、文化も何もかも違うという事ですから、信用して任すという事をしては危険という事を学ばなければならないわけです。

そのように考えると、如何に今の状態が危険なのかはわかるはずです。
何と、自国で石油が採掘出来るわけではありませんから、そのほとんどを輸入に頼るしかないということになっているわけ。

日本も様々な研究はしていてミドリムシなどから油を取るという事もしたりもしているのですが、どうも国としての事業として採算がされるようなところまではいかないのか、将来的にまだまだどうにもならないレベルという他ないのかもしれません。

この問題の難しい所は、他に代わりがきかない上に、頼みの綱であった原子力というものも日本は使えなくなったという事もある事です。
これは極めて日本からするとまずいモノを失ったとという事になるかもしれない。

というのは、原子力はこれしかないというような形で日本は導入して来ましたから、今更駄目と言われてもどうにもならないわけです。
ハッキリ言えば、もう引き返せないところまで来ていたわけですが、それでもひっくり返すしかなかったのが原発の事故ということになります。

これによって日本の発電から原子力という物が消えたという事になりましたから、後は残っているのは火力発電のみという事で、これが如何に危険度を高くしているのかという事を自覚しなければなりません。

3.今の日本の危機とは?

言ってみれば、日本は発電のバランスに関しては原子力発電が行われる前の正体に戻ったという事が言えるわけですから、これほどの抗体は無いという事も言えるのかもしれない。

何しろ火力に頼るというのバランスを悪さを是正するために、原子力という電力供給方法を加えたにも関わらず、それを廃止してしまったことで、すっかり昔のバランスの悪エネルギーバランスの状態になってしまいました。
これでは、原子力というものを導入した時に戻ってしまったわけですから、これでもうバランス感覚はゼロになったと考えて良いかもしれません。

次の代替のエネルギーを見つけなければならないのですが、それすらもあては今のところは無くて、代替案なしで交代を宣言してしまっていますから、もうどうしていいのかもわからない状態になっているわけです。

ハッキリと言えば代替がないのであれば、無いといって今の状態をキープしなければならなかった時にしなかったことが墓穴を掘ることとなったといえるのかもしれません。

ですが既に廃炉という事も決めているわけですから、既にこの決めたことを更に変えるという事も出来ないでしょう。
という事は今の日本は極めてまずい昔の状態になったという事ですから、早急に対応を決めなければならないという事です。

少なくとも今のままで良いという事にはならないはずですから、どのような発電で安定したエネルギー供給をしていくのかという事を真剣に考えていく必要があります。

そうしなければ、国の問題であっという間にオイルショックにもなれば、戦争前のような状態にもなるわけで、場合によっては国が亡ぶという事も考えなければなりません。
それぐらいの危機感を持たなければならないわけで、常に最悪の事を考えておく必要があります。