最終更新日 2025年5月8日 by ybercon
ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんについて
1984年からユニセフ親善大使を務めている黒柳徹子さん。
ユニセフの活動での大きな成果をテレビの取材などで語られることが多くなりました。
1984年から30年間で57億円の募金を集め、100%そのままのお金をニューヨークに送っているとのことです。
2015年には、ユニセフ募金で南スーダンに学校を建設できましたと話を聞きました。
このような大きな成果がある黒柳徹子さんですが、意外なことがバラエティー番組で明かされていました。
募金をした皆さん、銀行から入金された方などに、「ありがとう」などお礼の手紙などは一切だしたことがないと明かしたのです。
それだけを聞くとあまりいい印象がないですが、そのあとのことも聞くと驚きの考えがありました。
「お礼状などに使う手紙の紙代た送付にかかる切手代などを使ったら、子どもひとりが助けられる。それは伝染病やなんかのワクチンが買えるのです。少ない金額かもしれないですが、その積み重ねが集団を助けていけることになる。そのため、お礼の手紙を出していないんです。」
とお礼状を状を送っていない理由を明かしていました。
また、自身の司会をしている番組やラジオ、雑誌などでお礼を伝えていけたらという新しい考えを伝える場面もありました。
お礼状を送らないことに関しては、
「ただいつも、ごめんなさい。ありがとうって出したらどんなにみなさんお喜びかと思いますが、その82円で子どもの命が助かるんですから。頑張って我慢していただきたいというふうに思っています」
と切ない気持ちも語られていました。
お手紙などを出したい思いが強いですが、そのことで助かる命があるというも驚きです。
<現地などの行った視察は30回以上>
独特な感じで様々な取り組みをされ続けています。
ユニセフは今も多くの命と安全のために募金活動をしていて、黒柳徹子さんも頑張って活動や訴えをされています。
自分だけの力で叶わないことが多いですが、テレビなどの力をいいように活用されています。
1984年の就任以来、現地などの行った視察は30回以上もされています。
いずれの訪問先でも、紛争や自然災害、干ばつによる飢餓や貧困、エイズの蔓延などで、最も困難な状況に置かれた子どもたちの声に耳を傾けたり、時には現地の指導者にも協力を働きかけてきました。
また、帰国後は、現地の状況や支援の必要性を、メディアや講演などを通じて真剣に訴えています。
たくさんの人と人のつながりが解決のカギになっていることを教えてもらっているように感じます。